うつ病
うつ病とは
うつ病とは、強いうつ状態が長く続き、日常生活に支障が現れてくる病気の事です。
うつ状態は物事に対する関心や意欲が無くなり、「何もする気が起きない」という状態が続いている事を指します。
気分の落ち込みがほとんど1日中続き、それが2週間以上継続しているとうつ病と診断されます。
うつ病では様々な症状が現れますが、悪化すると徐々に日常生活にも影響を与えるようになっていきます。
特に多いのが不眠症で、うつ病患者の約8割の人が睡眠に悩まされているとされています。
またうつ病の人が不眠症になりやすいだけでなく、不眠症の人がうつ病になりやすいという事も分かっています。
睡眠がしっかりとれている人と比べ、約4倍もうつ病になるリスクが高いので注意が必要です。
当院の取り組み・治療
東洋医学には「心身一如（しんしんいちにょ）」という言葉があります。
仏教用語でもあるのですが、心と体は一体であり、分けて考える事ができないという意味です。
心と体は互いに影響を与えるので、精神的な負担があれば不眠症などの症状が体に現れ、体に負担がかかればうつ病など症状が心に現れるのは当然だと言えます。
日本ではまだ広まっていませんが、中国やアメリカでは抑うつなどで鍼灸院を訪れている人が少なくはありません。
鍼灸は代替医療としても注目されており、WHO（世界保健機関)もうつ病や神経症に対する鍼灸の有効性を支持しています。
当院ではうつ病を精神的な病としてだけ捉えるのではなく、体の弱っている力を補い、心身ともに健康な状態へと導く事で治療を行っていきます。
うつ病の回復には時間がかかりますが、治らない病気ではないので焦らずにしっかりと治療していきましょう！
うつ病でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談下さい。
ご予約はお電話の他、ネット予約からも受付けています。