動悸・息苦しさ
動悸・息苦しさとは
動悸とは、自分でも感じるくらい心臓がドキドキしている状態の事を言います。
健康な人でも運動した後などは動悸や息切れを感じますが、他にも風邪などの体調不良の時、寝不足の時、貧血の時などに自覚する事が多い症状です。
また動悸に伴って息切れや息苦しさを感じる事もありますが、一過性のものであれば心配する事はありません。
ただし動悸が頻発したり長く続いたりする場合は病気が影響している可能性があるので、一度病院で検査を受ける事をおすすめします。
検査で異常がなかった場合、自律神経の乱れが動悸・息苦しさの原因になっている事が多く、当院へ来院されている方もほとんどがこの理由です。
過労やストレス、心配事やイライラする事が多いと、体も心も緊張状態が続いてしまいます。
その状態が長くなれば程上手くリラックスする事ができなくなり、自律神経の乱れを起こし、動悸や息苦しさへと繋がってしまうのです。
当院の取り組み・治療
動悸や息苦しさには自律神経を整える治療をしていくのが基本にはなりますが、それぞれの症状によって他にも治療すべき事があります。
動悸が出やすい人で、顔色が良くない（血色が悪い）人は血虚（血の力が足らない）になっています。不安感や焦りがあり、気持ちが落ち着かないのが特徴です。
血の力を補い、心の興奮を抑える事で改善させていきます。
脈が速く息苦しさを伴う動悸の人は、陰虚（陰の力が弱い状態）になっています。熱がこもりやく、寝汗をかいたり口が乾いたりするのが特徴です。
体内にこもった熱をとり、陰の力を高める事で改善させていきます。
動悸と一緒に胸痛がある人は、血の巡りが悪く滞っています。唇が紫色だったり、冷えやすいのが特徴です。
お血と呼ばれる機能を果たせなくなった血を除去し、血流を良くする事で改善させていきます。
自律神経の調整と症状に合わせた治療を加える事で、動悸・息苦しさを改善させていく事ができると考えています。
動悸・息苦しさでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談下さい。
ご予約はお電話の他、ネット予約からも受付けています。