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植物不妊治療について

2. 西洋医学の治療との違い

西洋医学と東洋医学では、得意分野が大きく違います。
例えば西洋医学の場合、ホルモンの分泌が少ないのであればホルモン剤を、排卵がないのであれば排卵誘発剤を処方するなど、「原因がはっきりわかる不妊症」が得意です。
卵管閉塞があれば卵管の通りを良くする治療をしますし、卵子と精子の結合に問題があれば体外受精をと、原因そのものに対する局所治療が行われています。
 
しかし病院で色々検査をしたにも関わらず、女性側にも男性側にも原因が見つからない事も珍しくありません。
資料によっても違いはありますが、不妊症全体の10~20%あると言われています。
 
一方で東洋医学は、不妊症の原因が子宮や卵巣、ホルモンの数値だけにあるとは考えていません。
冷えや血の巡りの悪さがあれば十分な血液を卵子に送る事ができませんし、子宮も硬くなって受精卵が着床しづらくなります。
胃腸の調子が悪ければ摂った栄養素を消化・吸収できないので、いくら食事に気を付けていても子宮や卵巣の状態は良くならないでしょう。
そのため検査の結果にこだわるのではなく、体全体を診て必要な治療を行っていきます。
つまり東洋医学は母体の環境を整える事によって、本来持っている妊娠力を高めていく治療、西洋医学よりも「原因のはっきり分からない不妊症」の治療が得意と言えます。
 
また人によってはホルモン治療の影響で体調を崩してしまったり、体重が増加し余計に排卵障害が悪化してしまったりと、母体に大きな負担をかけている場合も見受けられます。
体に合わない治療を続けていると、妊娠しやすい母体からはかえって遠ざかってしまいます。
もちろん無月経や無排卵の人にはホルモン治療は必要ですし、西洋医学を否定している訳ではありません。
ただ体を労わって母体の環境を整える東洋医学の治療も、これからの選択肢として考えて頂ければと思います。