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植物東洋医学の特徴

西洋医学と東洋医学の違いは?

西洋医学では病名を確定し、原因である細菌やウイルスを倒したり、患部の状態を治す事に主眼を置いた治療しています。
そのため手術などが必要な病気や、救急医療に強いというのが特徴です。
しかし検査しても病名が確定できない場合や、アレルギー疾患やリウマチなどの体質的な疾患に対してはあまり得意ではありません。
 
一方で東洋医学は体の治癒力を上げる事に主眼を置き、自ら体を治せる状態にする事で症状を改善させていきます。
病名にこだわらず症状や全身の状態を総合的に診ていくので、どんな症状でも何らかの治療法を導き出す事ができるのも特徴です。
上手く寝られない、疲れがとれにくい、風邪をひきやすいなど、どこに相談して良いか分からないような症状も、健康の回復や体質改善を目指した治療をする事ができます。
未病の段階から治療ができるので、予防医学や健康維持のため医療としても東洋医学は注目されています。

東洋医学の考える病気の原因とは

東洋医学では病気になる原因を、「外因」と「内因」に分けて考えています。
外因とは体の外から侵入してくる病邪の事であり、暑さや寒さなどの気候の変化や、環境的要因(夏場の冷房や大気汚染など)の事を指します。
 
内因とは体の内側の原因の事を指し、その人のもつ体質の事を言います。
ただしここでいう体質は生まれまった体質だけでなく、精神的な変化がもたらすような後天的な体質も含まれます。
東洋医学では感情の変化など精神状態が体に大きく影響を及ぼすとしており、悲しみなどの感情が内臓を傷つける事で病気を引き起こすと考えています。

また他にも、不規則な食生活や過労、睡眠不足などの生活習慣、ケガや手術による外傷などが原因となる「不内外因」というものあります。 
これらの原因が組み合わさり病気が引き起こされるので、同じような症状でも同じ治療が効くとは限りません。
一人ひとりの体は違います。病気そのものではなく、人を診て原因を探していくのが東洋医学の特徴です。

"気"の働きが大切!

人間の体を構成し、生きていくための様々な生命活動を維持している基本物質が「気・血・津液(水)」です。
どれも重要ですが、特に東洋医学では特に「気」の働きを重要視しており、骨や肉を作り、内臓や筋肉の動きなどのエネルギー源だと考えています。
 
気というと難しく聞こえるかもしれませんが、なんだか疲れた”気“がする、前より良くなった”気”がするなど、実は私たちの日常生活の中でも良く使われている言葉です。
健康であれば気の流れはスムーズですが、気の流れが淀むと体調が悪くなり、体に様々な症状が現れてきます。
治療によってこの淀みが整っていけば、自然と症状が改善していくような体づくりへと繋がります。